「やねとはしら」

こどもとけんちく ずこうワークショップVol.2「やねとはしら」を開催しました。

大人11名、子供11名の参加となりました。

はじめに司会の高塚さんのご挨拶から始まります。

今日は雨の降りが激しい日。高塚さんの髪の毛の巻きも強めになって楽しみ急上昇です!笑

子供達に自己紹介してもらい、会の概要のお話をしました。

次に鴨江アートセンターの河村さんよりアートセンターの来歴や使われ方についてレクチャーをして頂きました。親子、開催メンバー共に興味津々です。

今回は「積み上げる」事を感じてもらうワークショップです。

屋根と柱で出来た「雨をしのぐ」建築、屋根と柱と壁で出来た「雨と風をしのぐ」建築、といった建築の最初の形から始まり、戸建て住宅、マンション、タワーマンション、超高層ビルといった上に積み上げていく建築のお話を青山よりさせて頂きました。今回、話のボリュームがあったのでカンペを用意しましたが、後日、夫からカンペ無しで話すべし!とのアドバイスが…。次回はカンペ無しに挑戦します!笑

まだ実験的な所がありますが、少しづつ改良を重ねていきたいと思っています。

図工の題材はペーパー芯と平たい材料(色画用紙、厚紙、段ボール、プラダン、EVAシート、コルクシート、バルサ板、リップルボード)を使ったタワーです。建築模型で使う材料も少し取り入れています。

図工の3つのポイントをお伝えしました。これは建物の構造の基本的な考え方になります。

1.はしらをバランスよくたてる.

2.はしらの上にはしらをたてる.

  はしらの下にはしらをたてる.

3.かたいゆかをつくる.

お父さんもお母さんも一緒になって真剣に、楽しく作りました!

途中、上手く作れない...!ともどかしい思いをしているお子さんもいましたが(自分の子供もだいぶなっていました…)実はこれ、とっても大切な経験だなと感じました。最近は工作キットなるものを多く見かけますが、簡単に作れて達成感を味わえるものよりも自分で考え、材料を選び、形を選び、手を動かして試行錯誤して上手くいかない苦しさも感じながら何とか作り上げる事ってとっても大事です!

作り終わったら宮崎さんがインタビューしていきます。

何層にも積み上げたもの、柱を沢山立てて頑丈に作ったもの、屋根を付けたもの、カラフルなもの...!

最初はちょっと難しかったかな?と思いましたが心配をよそにみなさん個性あふれる素敵なものができました。

今回は4月開催という事で進級プレゼントの水平器キーホルダーをお渡ししました。

空気の粒が左右の線の間にあれば水平、という簡単な説明をしました。早速、自分が作ったタワーの傾きを確認する子も...!

色がカラフルな上に丈夫でコンパクト、小学生ではなかなか出会う事のない道具なのでぜひ色んなものを測ってもらいたいと思います!

出来上がったものに果物を載せられるか果物チャレンジをしました。みなさん果物がしっかり載るタワーが完成しました。

ワークショップの後は高塚さん宮崎さんによるクッキーやケーキのバイキングとお茶やコーヒーで一息つきました。宮崎さんの出張カフェのようなおもてなし…!

皆さん一所懸命取り組んで頂き、お母さんお父さんも素敵なサポートをして頂きました。

ご参加ありがとうございました!

あおやま

あおやま は静岡県浜松市に拠点を置く女性建築士による建築設計事務所です。愛着のもてるものを一緒につくりましょう!

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