「はしをかける」

こどもとけんちく ずこうワークショップVol.3「はしをかける」を開催しました。

大人7名、子供9名の参加となりました。

今回、建築士仲間から紹介頂き、

K's FACTORY+米粉のお菓子と野菜のスープのお店「伝七」のオーナー様の仕事場、学習塾として使用されている浜北の「てらこや」を会場にさせて頂きました!

ほんのり秋が感じられる晴天に恵まれての開催となりました。

最初に司会の高塚さんより会の概要、過去2回のワークショップについてお話がありました。参加頂いた子供達に自己紹介してもらってスタートです!

次に、会場を提供頂きましたK's FACTORYと伝七の代表 仲野さんと「てらこや」で教えていらっしゃる奥様からもご挨拶頂きました。ありがとうございました。

今回は「掛け渡す」事を感じてもらうワークショップです。

静岡県内にある有名な橋(浜名大橋・夢の吊り橋・蓬莱橋・奥大井レインボーブリッジ)の紹介をしました。あ!行った事ある!と声が上がった瞬間も!(^^)!

次に「身近な橋の形をしているもの」として歩道橋や池の小さな橋、水路をまたぐ橋、新浜松駅の駅舎(高架)の写真をお見せしました。

橋は橋脚と橋本体で出来る形です。

もっと身近に橋の形をしているものないですか?このお部屋にもありそうだよ!校庭にも!との質問に「鉄棒!」「ブランコ!」「部屋のあれ!(筋交いでした笑)」・・・正解!!

身近にある橋の形をしたものの代表例としてベンチや鉄棒、雲梯、物干竿の写真をお見せしました。更にこういった橋の形をしたものに共通する事は?との質問に「人が使うもの!」・・・大正解!!

もっと詳しく言うと「橋の部分に重さがかかる=人が載ったり、ぶら下がったり、洗濯ものを下げたり、使う事で重さがかかる」というのが共通した事柄になります。重さがかかる部分は頑丈に作る必要がある、という事が身近なものから分かると思います。

今回の図工のポイントは2つあります。

・橋の部分はがっちりと頑丈に作る

・両脇は岸にしっかり掛ける

図工は棒状材料を使っていきます。建築の模型材料でお馴染みのものもあります。

割り箸(角・丸)、紙ストロー(長・短)、プラストロー(短)、バルサ棒(角)、ヒノキ棒(角・丸)、竹串、スチロール棒、ペーパー芯(トイレットペーパー、ラップ)、枝!

結束材料としてはビニールテープ、セロテープ、ボンド、タイ、輪ゴム、モール等などを準備しました。

出来た橋を崖に見立てた対岸模型に掛けて、秋のお野菜(ジャガイモ、サツマイモ、バターナッツ)を載せて上手く載るかの野菜チャレンジをしました!

皆さん楽しくワイワイ作りました!あれ!ここにこんな真剣なお父さんが!笑

大人にも楽しめたようでとっても嬉しかったです!

お話の中でラップに包んだ「粘土橋」を登場させ、ぐにゃぐにゃ柔らかいものは橋に向かないね!(たわんでいる粘土橋をお見せしました。たわむってこうゆう事!)でもラップ1枚で形は保っているね!・・・ものを組み合わせる事で丈夫になる事があるというお話をしました。

伝わるかな?と思いましたが、しっかり伝わって皆さん、色々な材料を組み合わせたものが出来ました!

色んな形、色んな組み合わせ方でそれぞれ素敵な橋が完成!楽しかったようで2つも3つも作ってくれて、何度も野菜チャレンジをしてくれました!

今回のおやつは伝七さんの焼き菓子(サブレ)のお持ち帰りになりました。とっても可愛く立体感のある仕上がりです!

楽しく、素敵な1日をみなさんと過ごせて嬉しかったです!

あおやま

あおやま は静岡県浜松市に拠点を置く女性建築士による建築設計事務所です。愛着のもてるものを一緒につくりましょう!

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